今日の読了本『町長選挙』

伊良部シリーズ三作目、町長選挙をようやく読み終えた。人は娯楽が増えると本を読まない。本を読むにも体力がいる。呼吸が浅いが、それが読書にも影響しているようだ。読まないのに欲しくて・・・。体が書店へ向かう。目当てのものがなくてもあれよあれよと何冊も手に取ってしまい。積読本だけが増えていく。

 

伊良部の楽観さには敵わないと常々思う。自分が頭であれこれ考える方なので輝かしく映ったり。まあバックスポーンが偉大だとああもなるか。お金と権威がモノをいう時代・・・。町長選挙は伊良部が患者側にビシバシと言われておりなんだか新鮮だった。読み応えで言えば空中ブランコの方が好きだ。栞は文春文庫でした。